2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

例規の立案で間違いやすい例(18)

住居手当の支給に関する規則の一部を改正する省令(平成24年外務省令第4号) (略)第5条第1項を次のように改め、同条第2項及び同条第3項を削る。第5条 在外職員が居住する住宅が家具付きである場合には、その家賃から家具相当額として、その家賃の百…

例規の立案で間違いやすい例(17)

国民健康保険の事務費負担金等の交付額等の算定に関する省令の一部を改正する省令(平成24年厚生労働省令第46号) (略)附則第2条の2(見出しを含む。)及び附則第2条の3(見出しを含む。)中「平成20年度及び平成21年度」とあるのは「平成23年度及び平…

税法の遡及適用〜最高裁判決

以前、平成16年の租税特別措置法の一部改正において、土地、建物の譲渡損失の他の所得との通算及び翌年以降への繰越しを年度当初に遡って認めないこととしたことについて、下級審では異なる判断がなされたことについて取り上げたが(2008年2月15日付け記事…

年齢の表記

以前、kei-zuさんが、年齢は「年齢のとなえ方に関する法律」により満年齢で表記することとされているため、法令においては「満○歳」とは表記しないということを記載されていた。 私はあまり意識したことがなかったのだが、見てみると確かに「満○歳」とはして…