2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
本題に入る前に、なぜこのようなテーマを書こうと思ったのかについて、まず記載しておきたい。 以前記載した「定義規定を置く場所」で別表中の用語の定義に関して記載したときに、tihoujitiさんから、短文の例規の第3条を表形式にした場合に、その表中の用…
tihoujitiさんが、条を全改して移動する場合について取り上げていたのを拝見して(http://d.hatena.ne.jp/tihoujiti/20070316)、私も取り上げてみようと思ったのですが、その前に、項(号も同様)を加えた条を移動する場合のことから書いていくことにします…
区域指定を行い、その区域内で一定の規制を行うこととする条例を制定していたが、その条例を全面的に改めた際に、旧条例に基づく指定等については、新条例に基づいて当該区域を指定するまでは旧条例はなお効力を有することとしたのだが、その指定がなされる…
特別会計を、例えば平成18年度限りで廃止する場合には、廃止条例の施行日は平成19年4月1日とするが、出納整理期間があること等により、所要の経過規定を置く必要がある。 法律の例として、国立学校特別会計法が国立学校法人法等の施行に伴う関係法律の整備…
経過規定については、当面今回で終了します。
行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の制定に併せて、私の自治体でも個人情報保護条例の改正を行ったが、改正前の条例では、附属機関としてA審議会を置き、次の職務を行わせることとしていた。 ① 個人情報の開示決定に対する不服申立てに関して諮…
ある行為等について許可制を採ることとした場合、当該行為等を施行日にしたい者もいるであろう。そのため、法律では次のような経過規定を置くことがある。 第○条の許可の手続は、この法律の施行前においても行うことができる。 しかし、届出制の場合には、当…