2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

書き振りが気になる規定の例(7)

幹部職員の任用等に関する政令(平成26年政令第191号)には、次の規定がある。 (管理職への任用の状況の報告)第9条 法第61条の5第1項の規定による定期的な報告は、内閣総理大臣が定める事項について、毎年1回行うものとする。2 任命権者は、内閣総理…

例規の立案で間違いやすい例(40)

地方自治法の一部を改正する法律(平成26年法律第42号) (略)第2編第11章第3節第1款を同節第2款とし、同款の前に次の1款を加える。第1款 連携協約(以下略) 追加される第1款がどの節になるのか明示する必要があるだろう。 具体的には「第2編第11…

書き振りが気になる規定の例(6)

次の規定は、平成26年法律第42号で追加された地方自治法の規定である。 (事務の代替執行)第252条の16の2 普通地方公共団体は、他の普通地方公共団体の求めに応じて、協議により規約を定め、当該他の普通地方公共団体の事務の一部を、当該他の普通地方公共…

書き振りが気になる規定の例(5)

平成26年法律第39号で追加された都市再生特別措置法第81条第7項は、次のとおりである。 市町村は、立地適正化計画に第5項第3号に掲げる事項を記載しようとするときは、当該事項について、あらかじめ、都道府県知事(駐車場法第20条第1項若しくは第2項又…

書き振りが気になる規定の例(4)

次の規定は、漁業法第16条である。 (定置漁業の免許の優先順位)第16条 (略)2 前項の規定により同順位である者相互間の優先順位は、次の順序による。 (1) その申請に係る漁業と同種の漁業に経験がある者(2) 沿岸漁業であつて前号に掲げる漁業以外のもの…

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。