新旧対照表方式に関するブログを拝見して

最近、新旧対照表方式について書かれているブログを幾つか拝見しました。
その中で、「反則法制」(http://gan.bne.jp:8080/BLOG/index.html)を運営されている、おおさか政策法務研究会管理人さんには、過分なお言葉をいただき、ありがとうございます。
私の新旧対照表方式に対する基本的な考え方は、2008年3月1日付け記事「続・新旧対照表方式(3)〜メリット・デメリット(その3)」で概略は記載していますが、現在でもあまり変わっていません。
しかし、ある方から、小規模な自治体に内閣法制局仕様の改め等方式によることを求めるのも酷ではないかという意見をいただいたことがあり、ごもっともだと思いました。もちろん、この点については、厳密に国と同じような改正方法を求めるのでなく、多少ラフでもいいのだという形で簡易な方法にしていく方法もあるでしょう。
他方、例規的なものは、すべて改め等方式によるものだという意識を持っている人も結構いるように感じます。しかし、私は、要綱等の条例・規則以外の文書については、新旧対照表方式であっても何ら問題はないと思っています。とりあえず、このようなものから新旧対照表方式を取り入れることを考えてもよいのではないでしょうか。
そのようなことを考えていくと、次第に私自身の新旧対照表方式に対する考え方も変わっていくのかもしれません。そういったこともあり、これからも新旧対照表方式について気になったことは取り上げていきたいと思っています。
ついては、次回から3回程、また新旧対照表方式について取り上げてみます。
(参考)過去に新旧対照表について記載した記事